膀胱炎とアルコール
膀胱炎になったときの注意点
頻尿、排尿時の痛み、残尿感といった症状が出ている場合、膀胱炎の可能性があります。
膀胱炎は女性がなりやすい病気の一つで、膀胱が細菌に感染することで起こります。
このような症状が出ている場合は病院で治療できるのですが、その治療が完了するまではなるべくアルコールを控えるのがおすすめとなります。
アルコールとはお酒のことですね。
膀胱炎になる女性の方など、お酒が飲める年齢の患者もかなり多いです。
そのため日常的にアルコールを飲んでいる方もおられるでしょうが、膀胱炎かなと思う症状が続いている場合、しばらく控えた方が無難です。
膀胱炎になっているときにアルコールを飲むと症状が悪化する恐れがあります。
そのため普段からよくお酒を飲んでいる方は、その症状の治療が終わるまではアルコールをなるべく控えてください。
その上で病院を受診して治療すればまたアルコールを好きに飲めるようになります。
仕事の関係でお酒を飲む機会もあるでしょうが、このときもなるべくノンアルコール飲料にするなど、膀胱炎が治るまではなるべくアルコールを取らないように注意してください。
膀胱炎が悪化するとどうなる?
膀胱炎の治療ができない状態が続いており、さらに日常的にアルコールも摂取していると症状が悪化するリスクが高まります。
もし膀胱炎が悪化すると、血尿が混ざるようになる場合もあります。
さらに腎盂腎炎という別の病気に発展することもあるのです。
腎盂腎炎になると発熱、左右どちらかの腰の痛みといった症状が出るようになります。
ちなみに膀胱炎で発熱することは基本的にありません。
膀胱炎の症状が続いており、その中で発熱や腰の痛みが現れた場合、膀胱炎がさらに悪化して腎盂腎炎が起きている可能性もあります。
このような事態を招かないためにも膀胱炎の症状が出ているときにはアルコールをなるべく控えてください。
アルコールはどれくらい控えればいいの?
膀胱炎が治ればアルコールもまた自由に飲めるようになるのですが、治療を開始してどれくらいでこの病気は治るのでしょうか?
泌尿器科などを受診すると膀胱炎に効く抗生物質を処方されることが多いです。
それをきちんと服用していれば1週間ほどを目安に症状が治ることも多いです。
すぐに治療すればそれくらいの期間で膀胱炎を治療でき、また自由にアルコールを飲めるようになりますから、少しだけアルコールを控えて病院でもらった薬を飲んでください。
なお、病院で出された薬は最後まで飲みきることが大事です。
途中で薬を中断してアルコールを飲むといったことは控えてください。