膀胱炎の症状で血尿が出た場合
トイレで用を足していた時、血尿で驚いたことがある人もいるのではないでしょうか。
尿は身体のトラブルを知らせてくれるものと言い、実際にちょっとした異変で病気が分かることもあります。
特に血尿は身体の赤信号と言われているので、血尿が出たらすぐ専門医に相談をしましょう。
血尿の場合、一般的には膀胱炎を疑う医師がほとんどです。
特に、血尿が出た後に膀胱や尿道付近が痛んだ場合は急性膀胱炎を疑いましょう。
膀胱は自分で考えているよりも、とても繊細です。
そのため、大腸菌などですぐ炎症を起こして膀胱炎の症状が出てしまいます。
血尿となると、パニックになる人もいますが血尿が出た後の状態で病気の種類を判断しましょう。
血尿が出てしまう膀胱炎の原因はさまざまなものがあります。
ウイルス、薬の副作用、アレルギーなどです。
しかも、血尿が出ている場合、血液の塊が尿道を塞ぐ可能性もあります。
こうなると、大変なことになるため治療方法は膀胱に管を入れる、ミョウバンなどを注入するなどさまざまな治療方法があります。
出血性膀胱炎が重度になってしまうと、手術で治療をすることにもなるのでなるべく初期段階で治療を始めて治すようにしましょう。
血尿と聞くと、大出血というイメージを抱く人もいます。
しかし、トイレットペーパーに付着する血液の量は微々たるものがほとんどです。
いきなり大量の血液がつくことは、絶対にないとは言えませんが、ほとんどありません。
まず少量の血液が付着して、本人が血尿を自覚します。
その後、放っておくと悪化して出血量も多くなる可能性があるので気をつけましょう。
膀胱炎が軽度であれば、出血も収まって自然治癒する場合もあります。
しかし、自然治癒するまでに身体に大きな負担がかかっていることを覚えておきましょう。
自然治癒するまでに、腎臓に大きなダメージがかかり、腎盂腎炎になることもあります。
また、自然治癒したとしても再発の可能性も否定できません。
特に高齢者の場合は、身体の不調は若い世代よりも大きく影響します。
なるべく日中の専門医、夜間の場合は救急病院などに行きましょう。
病院と言っても、決して難しい検査をするわけではありません。
超音波検査や尿検査で分かるものもあるので、検査に怯えずに病院を訪れましょう。
膀胱炎はデリケートな部分なので、検査に不安や恐怖を抱く人も珍しくないのです。
特に今まで膀胱炎の経験がない人ほど、不安に思う傾向があります。